このコーナーの結末はこちら。「影の色や濃さ(強さ)の表現方法」です。
背景の描き方「陰影の色と関係」です。
影はこういった表現も入れれると幅が広がるし光の強さが見えますので是非に。
ここからが突っ込んだ表現。次にこの陰影をこうしてみます。
陰と影の濃さが逆転し、低面にも関わらず明るくなるように表現してます。
こうすることで光が強くなったように見えます。この表現が好きな自分w
光の当たらないスポット・・・・・・縁の下の力持ちとは良い言葉ですね~。
これがちょっとあるだけで変化を入れられるし光がちょっとでも強く見えるし味が出る!良いことずくし。ただ一手間必要。
色で言うと、青空+跳ね返る場所の色。例えば森にある幹は青空+地面にある草の緑がプラスされ青緑の照り返しを受けます。
下を向いているからといって暗くなるとは限らず、光が当たっているところだけだけをいじれば強く感じるとも限らない。
光があるから闇がある。太陽や電灯があるから影が落ちる。影があって光って見える。光と闇は一緒♪
これを青空なので青系にしてみました。こうすることで外にあるように見えますね。
最初のはグレートーンの色にグレートーンの影を落としたことで光の色が白だったことになり、青い光にしたことで青系の影が落ち、”屋外にある物”に見えるようになったわけです。
※実写の撮影では天井にブルーシートを張ります。
今回は絵では陰影の色だけ変えてます。光があたっているところを変えたくなりますが、陰影の明暗と色がかなりの重要度だということを解ってもらいたくこのようにしました。
是非皆様の作品に一工夫入れてみてはいかがでしょう。