影の色と強さの表現「昼」

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このコーナーの結末はこちら。「影の色や濃さ(強さ)の表現方法」です。

影の色 影の濃さ 影の描き方

背景の描き方「陰影の色と関係」です。

背景の描き方 陰影とは

まず陰影とは何なのか簡単に説明。


その物の光のあたっていない面(影面)  =  陰

その物の落ちた影               =  影  

です。


では影の色って何色なのでしょう。初めて背景を描いたとき影の色を黒にしたりしませんでしたか?光が届いていないし影だし暗いから黒、もしくは薄いグレーで奥に行くと白っぽくしてたりしませんでしたか?自分はやりましたw

影の描き方、青空の影

昼間(青空)の写真を使ってみてみましょう。
よく見ないと黒っぽくは見えます。


このように考えると理屈が通ると思います。この写真は太陽が出ているから自分ら人間の目には見えている、空は青空!
空=光(詳しくは『光を描いて空気を描く』)。"光が青なら影も青"という流れです。

青空の影は青、影のつけ方

実際に写真を切り張りしてみました。
緑のやじるしを比べて見ると一目瞭然、何色に見えます?
濃いほうは黒っぽく、切ったほうが青っぽく見えますね。奥の影を持ってきているので空気がかぶった影です、なので青。手前はそれほど空気がないので"青+地の色"になるのです。


青空の影の色、空気の色

描かれた絵で見ると大げさにやるのでよく分かります。


青空の影の描き方

これで陰影の色は分かりますね〜。しかしここで終わらずもう一歩踏み込んで引き出しを増やしてみましょう。

こういった表現も入れれると幅が広がるし光の強さが見えますので是非に。

背景の描き方 青空の影

実際に影を入れてみます。まずは白黒で。
底面や回り込みがほしかったのでこのような形にしました。


影の描き方 影の色

左上手前からの光を射してみるとこうなります。
※全部表現していません、練習ってことで(・。・)

今は陰が影より濃い状態です。いわゆるノーマルです。


背景の描き方 陰影の違い、変化

ここからが突っ込んだ表現。次にこの陰影をこうしてみます。
陰と影の濃さが逆転し、低面にも関わらず明るくなるように表現してます。

こうすることで光が強くなったように見えます。この表現が好きな自分w
光の当たらないスポット・・・・・・縁の下の力持ちとは良い言葉ですね〜。
これがちょっとあるだけで変化を入れられるし光がちょっとでも強く見えるし味が出る!良いことずくし。ただ一手間必要。


光の照り返し 反射

なぜこうなるのか。それは強い光になったことで跳ね返るもの光も強くなり、


背景の描き方、影の入れ方、照り返し、反射

地面が発光していることになり、底面が明るくなる。


背景の描き方、影の入れ方、照り返し、反射

これは底面ではない円柱などの回りこんでるところも反射を受け明るくなります。照り返しと業界では言います。地面に近ければ近いほど明るめで描くと距離感も表せますね。


色で言うと、青空+跳ね返る場所の色。例えば森にある幹は青空+地面にある草の緑がプラスされ青緑の照り返しを受けます。

下を向いているからといって暗くなるとは限らず、光が当たっているところだけだけをいじれば強く感じるとも限らない。
光があるから闇がある。太陽や電灯があるから影が落ちる。影があって光って見える。光と闇は一緒♪

青い影、外の影の色

これを青空なので青系にしてみました。こうすることで外にあるように見えますね。

最初のはグレートーンの色にグレートーンの影を落としたことで光の色が白だったことになり、青い光にしたことで青系の影が落ち、"屋外にある物"に見えるようになったわけです。
※実写の撮影では天井にブルーシートを張ります。


青い影、外の影の色、影の際の色

最後に影と光のキワに軽い補正


今回は絵では陰影の色だけ変えてます。光があたっているところを変えたくなりますが、陰影の明暗と色がかなりの重要度だということを解ってもらいたくこのようにしました。
是非皆様の作品に一工夫入れてみてはいかがでしょう。

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