このコーナーの結末はこちら。「このように描くにはどんな手段が必要か」です。
自然物を自然に見せるためには、実は決まりごとの多い建造物よりもしっかり意味を理解することが必要です。
自然だからといって作りもなんとなくで覚えると描けません。
・木は三角錐に球体の束が付く。葉の重みを支える幹は1本が分割してある規則で枝分かれをする。
・空にもパースがあり、球体の集まりが雲になる。
・石は上流にあるほど角があり、川と共に丸くなる。
自然物が難しいという声をよく聞きますが、室内や建物と同じように形の表現を覚え、プラス配置に工夫をしなければならないので自然は難しく思うのです。建物のように並んでくれればいいのですけどね(-。-)
さて、雲の配置と形を考えて見ましょう。
まず自然物を描くときは絶対的な条件があります。それは…
です。
2、大・中・小を上手く配置する。
背景を普通に描けば距離感を出すため自然と大きさは変わると思います。
ただ奥が小さく手前が大きい。。これそのまま配置すると並んで見えますよね~それはかっこ悪い。
最後
3、縦横斜めを並べない。
この二つを考慮して3つ目を配置すると、
こうなりました。大きさも大・中・小で奇数配置ですね~(あくまでも参考です)
配置はこんな感じで考えながら描いていくと「描けてもかっこよくない」、「自然に見えない」は改善されますね~♪
そして実はこの奇数での大・中・小は雲一つにも配置しています。(あくまで参考ですよ^^;)
雲が多くなりくっついたと考えるて大・中・小を組み込めば自然っぽいですね!
これでみなさんもなんとなくでもかっこよく見えます♪
今回のを簡単にまとめると
・そろえない
・奇数配置
・大・中・小
そして一番重要なのが、
そんなこんなで違和感のない自然物が自然に配置できるのではないでしょうか。