アナログ背景「溝引きで工場を描いてみた」

工場 溝引き 地帯

今回の動画で描いたものがこちら。曲線はフリーハンドです。

アナログ背景 溝引き 描いてみた

溝引きとはなんぞ?という方は一つ前の動画”アナログ背景「溝引き」“を見ていただいたほうが楽しめる内容だと思われます。
画用紙もそのままを使用しているので動画頭から何か描いてあったりしますが気にしないでください。

見本に合わせると時間が掛かるためオリジナルです。
とにかく白と黒のコントラストを利用したはっきりした線が工場っぽく見えるポイントです。

白を混ぜる手間より水での薄さを利用すれば、効率よく表現の幅が広がります。
それを利用したのが両側の薄い棟です。一筆という技術が必要になりますが白を混ぜるより手っ取り早い。
乾く前に筆をおけばその部分が剥げますし、乾いて二度描きすれば濃さが増します。

“溝引きで直線を引く”という単純な技であっても応用次第では表現の幅は広がり、建造物には欠かせない重要な技術であるこということがお分かりいただけるのではないでしょうか。

【工場に見せるためのポイント】

  • 四角や三角を意識する(水平垂直)
  • 隙間は通路や窓となるため人間サイズに合わせる
  • ネジ、アンテナ、鉄棒の凸凹を配置(これをなくすと近未来っぽくなる)

【画材一覧】
購入時期により販売元、値段が変わっていますのでご注意ください。
尚、道具の詳しい詳細は”アナログ背景「道具」”に記載しています。

    • 溝引き定規(45cm)=\924

 

    • 溝引棒 ガラス製(中空)=\58

 

    • 削用(彩色筆)=\682

 

    • 平筆7号=\924

 

    • TMKポスター(中性紙)画用紙=B本判180gで231円

 

  • ニッカーポスターカラー大瓶140ml/小瓶40ml=\1,040/\378

【Youtube】

【ニコニコ動画】