▽崖背景の現物はこちら。
アナログ背景の描き方、「崖編」です。
作成前にイメージ作りとして山梨県にある昇仙峡の写真を眺めてシミュレーションし、画用紙にはうっすら下描きをしました。色はオリジナルです。
アニメらしいやわらかさと現実ではないデフォルメ表現を強調しています。
センスと経験が問われる非常にプレッシャーのかかる背景表現でしたが、楽しんで描けたことがよかったと思います。
【崖背景のポイント】
- 揃えない大中小遠中近
- アイレベルを意識した上面(見える部分)の工夫
- 上面、側面、側面影、欠けている底面の影などの説明
- 乾燥している明るい崖と緑の濃さの強弱
- 自然に見える奥ゆき
- 左光源のフレアによる鮮やかさ(ライトブルーの彩度重要)
- 手前をシルエットで締めたことによる奥とのギャップ
【画材道具一覧】
- 溝引き定規(45cm)=\924
- 溝引棒 ガラス製(中空)=\58
- 削用(彩色筆)=\682
- 平筆7号=\924
- TMKポスター(中性紙)画用紙=B本判180gで231円
- ニッカーポスターカラー大瓶140ml/小瓶40ml=\1,040/\378
購入時期により販売元、値段が変わっていますのでご注意ください。
尚、道具の更なる詳細は”アナログ背景「道具」”に記載しています。
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