背景、キャラ、マンガ、イラスト、2D、3D、どれをとっても絵を描くには白黒の明暗表現が必要です。白いものを見せるのに白い紙では何も見えないからです。
しかし暗すぎると晴れている背景が曇って見えてしまう。
どこまで白黒を調整したらよいのか、その練習がデッサンです。そしてデッサン参考書にそのすべてが答えとして載っています。真似れればまずは一歩スタートです。
「デッサンが出来る=絵が描ける」
デッサンは鉛筆画の画集が多いのは当たり前ですが、ボールペン、炭、そしてデジタルで練習する人もいます。
要は白黒のみで練習することが大切。
カラーにごまかされず、「白」と「黒」でなんでも描ける様にスケッチからデッサンへとつなげましょう。
デッサン参考書
スーパー鉛筆デッサン―わかりやすい基本の基本徹底ガイド
スーパー鉛筆デッサン―わかりやすい基本の基本徹底ガイド
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絵画技法研究会 グラフィック社 2004-04-01
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背景としては人物石膏や人物以外の風景、静物デッサンが良いでしょう。その中でも立体表現、モノの重さやかたさ、そして空気感を表現したデッサンが背景好みだと思います。 この本にも人物や人物石膏がありますが、静物がとても多く、それも食器、果物、野菜、ビン、ボール他、多くの小物を一つ一つをピックアップし、完成デッサンを掲載してあります。 初心者には物体表現の終着点が分かりやすいのでお勧めです。 |
パーフェクトマスターデッサン 静物
パーフェクトマスターデッサン 静物
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国政 一真 誠文堂新光社 2008-04-01
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静物をメインとしたデッサン本で人物はありません。このデッサン本は描き方もさることながら、完成表現が非常に背景好みの絵になっています。 画面映り、目の見え方、コントラストと見栄えがとても良い。 単純な判断かもしれませんが、秒数による描き分けが必要なアニメ背景には見た目を優先するのは必要不可欠な技術です。 |
スーパーデッサン 風景編
スーパーデッサン 風景編
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鶴岡 孝夫 グラフィック社 1999-05
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油絵出身の鶴岡孝夫氏が手掛けたデッサンの風景編です。アニメ背景もアナログから経験しており、経験豊富な技術でジャンル問わずなんでも描ける手法を身に着けているのが分かります。 写実的より抽象的なタッチが多いですが、それは動きのあるデッサンとして手際の良さを表します。どの作品にも動きがあり、魅力的なデッサンを見ることができます 背景を学ぶ人が最初に手にするのはこの本だと思います。 |